アヤラ財閥系の拡大商業銀行大手バンク・オブ・ザ・フィリピン・アイランズ(BPI)は3日、比証券取引所に2024年決算報告を行い、純益が620億ペソと23年比で20%増加したことを明らかにした。連結総収入も1701億ペソで同23%増加し、増収増益だった。昨年の純金利収入が1276億ペソと前年比22.3%増加したことが収益の拡大につながった。同行は昨年にゴコンウェイ財閥傘下だったロビンソンズバンクを吸収合併したため、総貸付残高が2兆3000億ペソとなり、23年比18.2%増加した。非金利収入もクレジットカード事業や金融保険事業などが堅調で426億ペソと同25.3%増加した。昨年12月末時点の同行の総資産額も3兆3000億ペソで同14.9%増加した。(3日・インクワイアラ―)
BPI24年純益20%増の620億ペソ
2025/2/5
経済