フィリピン証券取引所は、イスラム教の法体系(シャリア)を遵守した上場企業リストの最新版(23年12月末時点)を発表した。認定企業は55社となり、10月4日に発表された60社から5社減少した。新たにシャリア認定を受けたのはフルイタス・ホールディングス、ペトロン、プライムメディアの3社で、除外されたのはアラネタプロパティーズ、コンクリートアグレゲーツ、ホルシムフィリピンなど8社だった。上場企業はシャリア認定を受けることでイスラム教徒の多い国家や投資家らからの投資を得るチャンスが広がるという。シャリア認定は米国に拠点を持つアイデアルレーティングスが審査している。(10日・ビジネスワールド)
シャリア認定は55社 10月から5社減少
2024/1/12
経済