中央銀行は12日、今年上半期(1~6月)の海外直接投資(FDI)の純流入が前年同期比3・1%増の46億4100万ドルだったと発表した。そのうち、親会社から子会社への貸付など「負債性投資」は12・3%増の33億4300万ドル、株式投資は24・4%減の7億3900万ドル、外国企業の利益再投資が1・9%増の5億5900万ドルだった。株式投資では日本からの流入が最も多かった。
6月単月だと、FDI純流入は前年同月比51・5減の4億7100万ドル。中でも負債性投資は71・9%減の2億1500万ドルと大幅に減少した一方、株式投資は1億3100万ドルで41・8%増加した。(竹下友章)