公正取引委員会は17日、配車サービスのグラブによる競合ウーバーの買収をめぐり、暫定措置命令に違反したとしてグラブに1200万ペソ、ウーバーに400万ペソの罰金を科すと発表した。今年4月、グラブがウーバー買収を発表した際、公取委は市場への影響を審査するため、買収手続きを留保するよう命じていた。しかし同委員会によると、グラブは審査結果を待たず4月8日までにウーバーからグラブにサービスを移行すると決定し、需要集中などを理由に運賃を引き上げていた。ウーバーのサービスは同月16日をもって終了していた。
ウーバーとグラブに1600万ペソ罰金命令
2018/10/20
経済