フィリピン統計庁はこのほど、今年第1四半期(1〜3月)の農業生産伸び率が1.5%と前年同期の5.3%から大幅に縮小したことを明らかにした。主力のコメの生産高が前年同期比4.6%増と堅調に伸びたものの、水産業部門が前年同期比で減少したため農業生産全体に影響した。オランダの金融大手ING銀行の経済アナリストはこの結果を受けて、比の同期の国内総生産(GDP)伸び率予測を6.9%から0.15ポイント下方修正した。(10日・スター電子版)
農業生産が縮小GDPにも影響か
2018/5/11
経済