財務省によると、アジア開発銀行(本部マニラ)はこのほど、フィリピン政府に対し今後3年間で総額38億ドルの融資支援枠を割り当てたことを明らかにした。内訳は全体の47.4%に当たる18億ドルをインフラ開発事業に、また同39.5%に当たる15億ドルを教育・技能開発、社会福祉などの分野に割り当てる。また残りの5憶ドル分を財政強化支援などに割り当てる。ADBは日本の国際協力機構(JICA)との間でも、フィリピン国鉄(PNR)のマロロス—クラーク間建設事業やフィリピン鉄道(PNR)南方通勤線整備事業などに協調融資することを検討することで合意している。(21日・インクワイアラー)
econoTREND
2017/8/23
経済