1月31日行われた財務省証券(TB)の公開入札で、市中銀行の金利指標となっている短期銘柄の91日物レートが前回比0.218ポイント増の1.998%に上昇した。6カ月物と1年物も同0.215、0.295ポイント増の2.252%、2.571%にそれぞれ上昇した。トランプ米大統領誕生後初の米連邦準備制度理事会が2月2日に開かれる予定で、機関投資家らが金利引き上げなどの政策を見極めるために、比TBへの応札を控え、レート上昇圧力が強まったとみられる。(1日・スター電子版)
短期レートが上昇
2017/2/3
経済