フィリピン電力市場会社(PEMC)によると、2016年12月期の電力卸売りスポット市場(WESM)における卸売り価格がキロワット時当たり2.28ペソまで落ち込んだ。気候がすずしく電力供給量も需要を大幅に上回ったため価格が下落した。この卸売り価格は2011年1月以来、約6年ぶりとなる低水準だった。国内の配電会社や大口電力消費者は購入する電力の平均約21%をこの卸売りスポット市場から調達しているという。(18日・スター)
電力卸値が6年ぶり低水準
2017/1/23
経済