基地転用開発庁(BCDA)はこのほど、首都圏とパンパンガ州クラーク特別経済区を結ぶノースレール建設事業の事業運営体と して結成したノースレール・コープ社の廃業を検討していると明らかにした。同事業は、中国企業が受注して中国政府からの借款で実施される計画だったが、用地買収などで問題を抱え頓挫。現在、中国企業がフィリピン政府を相手取り補償金支払いを求め香港で国際仲裁手続きに入っている。同事業自体の管轄が運輸省に移管されたことから、BCDAはノースレール社の廃業に踏み切る考え。(17日・ブレティン)
ノースレール社の廃業検討
2016/12/19
経済