エネルギー省のモンサダ長官は3日、国際会議に出席し、温室効果ガスを削減するための国際的な取り組みである排出権取引について、フィリピンでの導入は時期尚早との認識を示した。比の電力料金はアジアで最も高いほか、化石燃料による発電がまだ重要なため、排出権取引をすぐに適用させることは困難という。中国は2014年から排出権取引に取り組んでおり、他のアジア諸国の動向に注目が集まっている。(4日・スター)
排出権取引は時期尚早
2016/3/7
経済