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関税局によると、上半期（１〜６月）のダバオ港からの輸出は５億１０５０万ドルで、前年同期の４億５６７０万ドルを12％上回った。バナナが総輸出額の66％を占める３億３５９０万ドルで、前年同期比４・４％上昇した。バナナチップなどバナナ加工品は２２００万ドルだった。
ダバオ地域は約５万ヘクタールのバナナ農園を擁し、バナナ輸出では国内トップ。しかし、バナナ輸出協会によると、上半期に続いた異常な日照りと下半期に始まったラニーニャによる洪水などでバナナ産業は苦戦しており、通年では生産量が３分の１程度減少する恐れがあるという。
その他、木材の輸出価格が前年上半期の２〜３倍にはね上がり、輸出額の底上げに寄与した。（16日・ビジネスワールド）
