ミンダナオ北部イリガン市で旧国営製鉄所を操業するグローバル・スチール・フィリピン社を保有するミッタル・グループが、同社をインド鉄鋼最大手のタタ・グループに売却する予備交渉を開始した。ミッタル・グループの製鉄拠点は世界6カ所に分散して生産過剰気味で、合理化が必要との見方がある。最近、同社が関税逃れにインド製鉄鋼製品を比経由で輸出したとして、ベトナム政府が比鉄鋼製品に7%の関税措置を復活させた。(22日・マラヤ)
econoTREND
2007/5/25
経済