中央銀行は5月10日から、市場に資金がだぶつく余剰流動性を低めるため、約500億ペソを回収する諸措置を実施する。中銀筋が確認した。500億ペソのうち330億ペソは政府系金融機関や保険事業団からの預託金引き上げ、170億ペソは、市中銀行の中銀特別預金口座(SDA)への積み増しなどにより、マネーサプライ伸び率を20%未満に縮小させるのが目標。中銀はマネーサプライの伸びが市場で吸収されない場合、インフレにつながると懸念している。(7日・ブレティン)
econoTREND
2007/5/8
経済