教育や不動産開発、セメント・製鉄など経営多角化を進める複合企業中堅のフィンマは15日、2024年度決算報告を行い、連結純益が9億3687万ペソと前年比37.54%減少したと明らかにした。しかし、連結総収入は237億6000万ペソで同11.28%増加した。教育部門子会社でセブのサウスウェスターン大学などを運営するフィンマ・エドゥケーション・ホールディングスの純益が11億9000万ペソ、連結収入が63億9000万ペソと好調だったことが持株親会社の総収入拡大に貢献した。同社がフィリピンとインドネシアで展開する大学・高校運営事業での履修生徒数が計16万3854人と前年比12%拡大したことが特筆される。一方、不動産部門子会社のフィンマ・プロパティー・ホールディングスの損益は9828万ペソの損失、総収入は23億4000万ペソとなっている。(16日・マニラタイムズ)
フィンマ教育部門 履修学生6.3万人
2025/4/17
経済