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[ 262字|1999.12.28|社会 (society)|econoTREND ]
□10月の不良債権率が上昇
中央銀行によると、今年10月現在の国内商業銀行の貸出金融資産(貸付金総額)に占める不良債権(焦げ付き融資)の比率は14.5%だった。9月レベルに比べ1.1ポイント上昇した。貸出金融資産が対前月比3.6%減の1兆5,004億ペソと減少したのに対し、不良債権は同4.3%増の2,176億ペソに増加したことが要因。一方、各行が不良債権に対する備えとして保有する予想貸出損失準備金の総額は同2.6%増の782億ペソに増加した。しかし、不良債権が膨らんだため準備金が不良債権をカバーする率は同0.6ポイント減の35.9%に落ち込んだ。