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[ 220字|1999.11.20|社会 (society)|econoTREND ]
□ルシオ・タン氏が鉄鋼公社の経営権把握か
フィリピン航空(PAL)会長のルシオ・タン氏が鉄鋼公社の経営権を把握する可能性が高まった。これは、同公社に対する最大の債権銀行であるフィリピン・ナショナル・バンク(PNB)が未回収の融資(60億ペソ)を同公社の株式に転換して保有する方針を固めたため。同氏は、PNB株の買収を進めており、最終的に持ち株比率を60%まで引き上げるもよう。同氏は、PNBを買収することによってPNBが保有する同公社株を収得、同公社の経営権を握ることが可能となる。