econoTREND
[ 266字|1999.7.24|社会 (society)|econoTREND ]
□インドネシアからコプラ輸入せず
サンミゲル社とココナツ産業投資基金は、インドネシアからのコプラ(乾燥ココナツ)輸入を実施しない方針を固めた。主な理由は、①インドネシア側でコプラを輸出する体制が整っていない②国内でのコプラの価格が7月にはキロ当たり13−14ペソと5月の同19ペソに比べ大幅に下落——など。同社および同基金は、コプラを原料とするココナツ油製造のため計6工場を経営。国内総生産量の6割を生産していた。しかし、1998年のエルニーニョ現象による干ばつの影響でコプラが激減、工場の一時閉鎖に追い込まれたため、インドネシアからのコプラ輸入を検討していた。