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　農業省ココナツ庁によると、今後10年間に政府は国内ココナツ産業の復興のため総額250億ペソ規模の資金援助を行う必要がある。フィリピンでは、ココナツの乱伐や1998年のエルニーニョ現象による干ばつの影響などでコプラ（乾燥ココナツ）の生産高が激減。その結果、コプラを原料とするココナツ油などのココナツ関連製品製造、輸出業者が打撃を受けている。特に、最大の輸出用農産物であるココナツ油の輸出高が今年上半期（１−６月期）には前年同期比69.6％減の35万トンと大幅に減少した。

（２日・ビジネスワールド）