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[ 259字|1999.7.3|社会 (society)|econoTREND ]
□不良債権比率の上昇続く
中央銀行によると、国内商業銀行の貸出金融資産(貸付金の総額)に占める不良債権(焦げ付き融資)の比率は今年4月現在、14.48%だった。3月レベルに比べ1.3ポイント上昇。国内商業銀行の不良債権比率は、1998年12月には対前月比でやや減少したが、今年に入り再び上昇に転じた。これは、主として、各行の貸し渋りが続いているのに対し、不良債権が増加しているため。4月現在の貸出金融資産は対前月比1.28%減の1兆4,650億ペソ、不良債権は同8.44%増の2,121億3,800万ペソだった。(1日・ビジネスワールド)