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[ 246字|1999.6.24|社会 (society)|econoTREND ]
□国内資金の総供給量は1兆1,300億ペソ
中央銀行の発表によると、今年4月末現在、国内資金の総供給量に当たるM3は前年同月比7%増の1兆1,300億ペソだった。しかし、伸び率は3月の7.1%に比べて、やや減少した。M3とは、金融システムが保有している貨幣供給量(現金通貨、預金通貨、定期性預金などの残高)や準貨幣(短期国債など容易に現金化でき、貨幣と同様な流動性を持つもの)、現金代替物を合計したもの。中銀は、「M3の増加と金利引き下げによって各金融機関が企業などに対し積極的に貸し出し、その結果、経済の活性化が望まれる」としている。