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[ 230字|1999.6.22|社会 (society)|econoTREND ]
□いすゞ、SKD輸入自由化に反対
いすゞフィリピンズ社は、セミ・ノックダウン車(SKD)の輸入自由化は大規模な投資を行い国内に完全ノックダウン車(CKD)組立工場を設立した自動車会社にとって「不公平な措置」と主張、自由化に反対している。SKDとは、完成車からタイヤとバッテリーを除いた車両のこと。関税がCKD用部品と同率の10%に設定されている。このため同社は、SKDの輸入自由化はCKD組立企業の競争力低下につながるとして、自由化が認可された場合、組立工場の閉鎖に踏み切る可能性を示唆した。