econoTREND
[ 251字|1999.6.15|社会 (society)|econoTREND ]
□予想貸出損失準備金が72%増
中央銀行の調べによると、今年5月末現在の国内商業銀行53行の予想貸出損失準備金(貸付金が焦げ付き、不良債権化した場合に対する備え)は総額677億4,000万ペソだった。4月末の644億4,200万ペソから5.12%増。前年5月の393億1,300万ペソに比べると72.31%増と大幅に増加した。これは、主として、不良債権額の増加に対応するため。なお、5月の予想貸出損失準備金が不良債権額をカバーする割合は34.63%。前月から1.16ポイント上昇したものの、前年同月に比べると0.28ポイント減少した。