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[ 244字|1999.6.1|社会 (society)|econoTREND ]
□ホットマネーの純流入額が35%増
中央銀行の発表によると、年初以来、5月14日までの19週間に国内に流入した投機的な短期資本(ホットマネー)の総額は27億1,300万ドル、国外へ流出した総額は21億4,500万ドルだった。その結果、純流入額は前年同期比35%増の5億6,780万ドルとなった。純流入額の増加の主因は、通貨危機の発生した1997年7月以降、減少基調にあったホットマネーの流入が今年に入り再び増加基調に転じたため。中銀は、ホットマネーの流入増が証券市場の活発化とペソの対米ドルレート安定をもたらしたとしている。