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[ 245字|1999.5.29|社会 (society)|econoTREND ]
□98年の小麦輸入量が7%減
フィリピン小麦粉製粉業者協会の発表によると、1998年度(1─12月期)の小麦の輸入量は対前年比6.9%減の205万3,000トンだった。これは、主としてペソ安による輸入価格の上昇と、景気の低迷によりパンなどの原料となる小麦粉の需要が同3.6%減の130万1,000トンにとどまったため。しかし、同協会は、99年度には小麦粉の需要回復が望まれることから小麦の輸入量は増加すると予測している。フィリピンは、米国、カナダを中心に小麦を100%海外からの輸入に頼っている。(27日・タイムズ)