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農業省の発表によると、今年第１四半期（１−３月期）の農水産業部門の成長率は2.69％だった。前年同期の5.11％のマイナス成長に比べ大きく好転した。特にコメ（モミ米ベース）とトウモロコシの生産量がそれぞれ同34.85％増の299万3,000トン、61.75％増の126万5,000トンと四半期ベースでは過去最高を記録、全体を押し上げるけん引役となった。家禽（きん）・家畜は同4.53％増、水産業部門同0.39％増だった。フィリピンでは、農水産業部門は国内総生産（ＧＤＰ）の20％を占めている。