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[ 228字|1999.5.13|社会 (society)|econoTREND ]
□ルフトハンザ、PALの経営把握か
フィリピン航空(PAL)の経営再建問題で、ドイツのルフトハンザ航空がPALの経営を掌握する可能性が高まった。このほどドイツから帰国したPALのルシオ・タン会長が、両社間の交渉に進展があったことを示唆した。すでに、主要債権者の1つである米国輸出入銀行が、ルフトハンザへのPAL経営権委譲を支持する見解を示している。しかし、ルフトハンザは、PAL再建に必要な2億ドルの出資は行わないもよう。このためPALは、引き続き新規投資者を確保する必要に迫られている。