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[ 261字|1999.4.10|社会 (society)|econoTREND ]
ココナツ油の輸出、大幅減
ココナツ産業関係者によると、1999年第1四半期のココナツ油の輸出高は前年同期比66%減の11万5,300万トンだった。3月単月では、前年同月比29%減の5万5,300万トン。エルニーニョ現象による干ばつや台風などで、原料となるコプラの生産高が減少したのが原因。今後、ラニーニャ現象により例年を上回る台風が発生した場合、さらに生産量が減少するため、今年のココナツ製品の輸出高は前年比28%減前後にとどまるとみられている。コプラはココナツの実を乾燥させたもので、ココナツ油や石けんの原料になる。
(8日・ビジネスワールド)