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[ 214字|1999.4.8|社会 (society)|econoTREND ]
□国際市場でアバカが好調
フィリピン天然資源開発評議会によると、アバカ(マニラ麻)が国際市場で好調だ。世界の天然麻繊維市場でアバカの占める割合は85%。年間約10万トンを輸出し、輸出総額は毎年平均5,000万ドルで、約7割が北米に輸出されている。衣類などのほかに中国、インドでは紅茶バッグにもアバカが使用され、そのほかタバコの巻紙にも利用されている。国内の主要生産地は東ビサヤ地方で、同評議会は今後、フィリピンの特産物としてアバカ生産に力を入れていく。