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[ 243字|1999.2.18|社会 (society)|econoTREND ]
□PALの赤字幅が倍増
フィリピン航空(PAL)は証券取引委員会に対し、1998年4−12月期の純損失が99億8,000万ペソに上ったと報告した。前年同期の47億6,000万ペソの赤字に比べると、赤字幅は110%増大した。労使交渉決裂に伴う廃業騒動が要因として挙げられている。営業収入は同40.9%減の148億2,000万ペソ、営業費用は同41%減の167億3,000万ペソとなった。98年12月現在の資産総額は870億ペソ。所有する不動産などの価値下落や航空機の売却などで同年3月に比べ45億ペソ減少した。