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[ 230字|1999.2.6|社会 (society)|econoTREND ]
□中銀、外国為替市場でドル買い介入
中央銀行は、今年に入ってすでにフィリピン外国為替市場で2億ドル規模のドル買い介入を行ったと発表した。中銀がドル買いに踏み切ったのは、98年4月以来のこと。関係者は、中銀がペソ高ドル安傾向が続くことによって輸出の伸びが鈍化することを警戒、対ドルレートが1ドル=38ペソ台を上回ることがないよう市場介入したと分析している。これに対して中銀は、「市場に出回っている過剰ドルを買い入れただけであって、ペソ高を避けるためではない」と反論している。 (3日・トゥデー)