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[ 195字|1999.2.2|社会 (society)|econoTREND ]
□中銀、流動性準備金率引き下げ
中央銀行は、市中銀行の流動性準備金率(銀行が大蔵省証券などの流動資産で保有すべき一定比率)を近く従来の7%から6%へ、3月1日以降は5%へと段階的に引き下げる方針を固めた。為替レートの安定が今回の決定につながった。引き下げによって、金融市場への資金流入量が増加する。このため、各行の貸出業務が活性化するなどの効果があり、景気てこ入れが図られる。なお、インフレ率への影響は小さいとみている。