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[ 219字|1998.5.23|社会 (society)|econoTREND ]
IMFが税収減を憂慮
フィリピンと新たに締結した「警戒準備期間」取り決めの検証のため訪比中の国際通貨基金(IMF)の一行は最近の顕著な税収や関税収入の落ち込みを憂慮している。今年関税収入は1,160 億ペソと見積もられていたが、アジア通貨危機に伴う輸入減により160億ペソほど減収になるとみている。一方、1—4月の税収は目標の1,291億ペソに対し1,220億ペソにとどまった。しかし、政府は歳出削減で今年末には50億ペソの財政収支黒字は達成可能としている。