「日刊まにら新聞」ウェブ

　世界トップ200人の資産をリストアップした「グローバル・パワー・エリート」と呼ばれる最新レポートで、いずれもマカティ市フォルベスパークに在住する４人のフィリピン人実業家が世界有数の億万長者として紹介された。台湾に多大な株式を持ち、首都圏南部にも有数の不動産を所有するタン・ユー氏（資産72億ドル）、巨大デパートチェーンや銀行を所有するヘンリー・シー氏（同29億ドル）、メトロバンクやトヨタ自動車の組み立て工場などを所有するジョージ・ティ氏（同27億ドル）とアヤラ財閥を率いるハイメ・ソベル・デ・アヤラ氏（同26億ドル）の４人。ジョン・ゴコンウェイ氏やルシオ・タン氏など同じフォルベスパークに住む国内有数の資産家の名前はなぜか含まれていない。