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5月5日のまにら新聞から

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[ 248字|1998.5.5|社会 (society)|econoTREND ]

市中銀行の不良債権率、年内は10%以下

 国際通貨基金(IMF)は長引くアジア通貨危機にもかかわらずフィリピンの市中銀行の不良債権比率(NPLs)は年内は10%を上回ることはないとみている。また、IMFは中央銀行が実施した金融構造改革が功を奏しアジア各国に比べ強固な金融システムが構築されたとした。この改革の柱の一つがNPLsの定義の変更である。従来は融資額のうち6カ月連続して元利が不払いの貸付金比率を指したが、今年4月以降は3カ月連続のものに変更した。中央銀行によると、昨年末のNPLsは前年より2ポイント弱上昇し4.69%だった。

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