13%がコロナワクチン未接種 うち69%は将来も接種希望せず SWS調査
SWS世論調査によると、ワクチン未接種者の割合が全体の13%でしかもそのうち69%は将来的にも接種を希望せず
世論調査機関ソーシャル・ウエザー・ステーション(SWS)は16日、昨年12月10〜14日にかけて実施した新型コロナウイルスのワクチン接種に間する調査結果を発表した。
それによると、全体の13%がこれまでに一度も接種を受けていないと回答したほか、その未接種者の中でも69%は接種自体に懐疑的で「今後も受けたくない」と回答している。
同調査によると、ワクチン未接種者のほかに、接種を1回だけ受けたとの回答が6%、2回接種した(1回接種で完了した場合も含む)が57%、追加接種1回目まで終えた者が17%、追加接種2回目を終えた者が6%との結果だった。追加接種を受けた者は全体の23%にとどまっている。
また、まったく接種を受けていないとの回答者に対して、今後、接種を受ける希望があるかを尋ねたところ、12%が「受けたい」と回答したが、69%は「受けたくない」と回答、「決めていない」が19%だった。
一方、1回もしくは2回のワクチン接種を完了した回答者に対して、追加接種を受ける希望があるかを尋ねたところ、32%が「受けたい」、24%が「決めていない」、44%が「受けたくない」と回答した。接種完了者であっても追加接種を受けたくないとの回答が最多だった。
しかし、追加接種を1回受けたという回答者に対して、さらに追加接種を受ける希望があるかと尋ねたところ、55%が「受けたい」、13%が「決めていない」、32%が「受けたくない」と回答しており、4回目以降の追加接種に積極的な回答が多かった。
保健省が9日、使用期限を迎えるコロナワクチン5074万回分が3月末までに廃棄される見通しだと発表するなど、比国内ではワクチン接種の進捗が現在滞っているとされる。
同調査は全国の18歳以上の成人1200人に対し、対面インタビュー方式で実施された。(澤田公伸)