自国製スマホが出荷上位独占─中国
[ 376字|2017.2.14|社会 (society)|ASIA WATCH ]
米調査会社IDCが発表した2016年の中国でのスマートフォン出荷台数調査によると、中国メーカーが上位3社を独占し、iPhone(アイフォーン)を販売する米アップルは15年の3位から4位に、バッテリーの欠陥による発火事故で揺れる韓国サムスン電子は6位から7位に順位を下げた。
年間の総出荷台数は15年比8.7%増の4億6730万台。世界最大のスマホ市場である中国で、中国勢の優勢がより顕著になった。
1位は市場シェア16.8%のOPPO(オッポ、広東欧珀移動通信)で、15年は4位だった出荷台数を15年比約2.2倍の7840万台に大きく伸ばした。大都市に比べ所得の低い地方都市で販売が増えた。2位は華為技術(ファーウェイ)、3位はvivo(ビボ、維沃移動通信)だった。
日本勢ではソニーが販売しているが、10位以内には入っていない。(共同)