ラオス、財政赤字の改善図る
[ 282字|2017.1.26|社会 (society)|ASIA WATCH ]
ビエンチャン・タイムズ紙によると、ラオスのトンルン首相はこのほど、財政改革によって財政赤字を今後5年間で大幅に減らす方針を明らかにした。同国の2015年の政府債務残高は推定63兆キップ(約77億ドル)。
同首相は15〜16年の政府の社会経済発展計画によって986件、総額5兆6620億キップ(約6億9320万ドル)に上る公共投資が実施され、財政をひっ迫させたと指摘しながら、計画が一区切り付いた段階で、財政赤字の改善を図ると述べた。
特に歳入については財源に漏れがあるとして、歳入の確保を軸に財政改革を推進し、財政赤字を削減する方針を強調した。(新華社)