ジャカルタ知事立件目指す
[ 281字|2016.11.19|社会 (society)|ASIA WATCH ]
インドネシア国家警察は16日、イスラム教を侮辱したとして、イスラム団体から告発されていたジャカルタ特別州のバスキ知事について、宗教冒とく容疑での立件を目指す方針を明らかにした。
国家警察はこれまでに、参考人としてバスキ氏や宗教関係者らを聴取し、バスキ氏の発言が宗教冒とくに当たるとの見方を強めた。
インドネシアで少数派のキリスト教徒であるバスキ氏は住民に向けた9月の演説で「(イスラム教の聖典)コーランに惑わされているから、あなた方は私に投票できない」などと発言したとされる。今月4日にはジャカルタで、バスキ氏に抗議する大規模デモが実施された。(共同)