カカオ栽培のすすめ 北ダバオ州
[ 343字|2016.10.24|社会 (society)|LuzViMinda News ]
ミンダナオ地方北ダバオ州のバナナ共同者連合は、加盟者に対し、フィリピン国内で需要が高まっているカカオの栽培を増やすよう勧めた。14日、ダ
バオ市で行われたチョコレート・フェスティバルの開会式で同連合の代表が述べたところによると、現在バナナ生産者は間作物としてカカオを栽培しているが、収穫量は年600トンしかないという。その理由として、生産者は大手の業者とバナナ栽培限定で契約していること、また実を結ぶまでにどれだけの時間を必要とするかを懸念して、カカオ栽培に踏み出すことができないと語った。バナナは1年で収穫できるが、カカオは実がなるまでにおよそ3年を要する。
国内市場の需要を満たすことができないので、現状ではカカオ豆の輸出は考えることができないという。(15日・ブレティン)