魚の薫製で創作料理 サマール州
12日、ビサヤ地方サマール島北部カルバヨグ市で、創作料理のコンテストが行われ、地元の中等学校から高等教育機関まで13チームが参加した。各
チームには1時間が与えられ、魚の薫製ティナパを使った料理を競った。カルバヨグ市はティナパの生産地として知られている。
優勝したのはSTIカレッジのホテル・レストランサービス専攻の学生チームで、料理はティナパを使ったフンバ(豚肉の甘味角煮)。チームは、本来豚肉を使うフンバを豚肉の代わりに魚の薫製を使った。また、タコスチップスを使ってメキシコ料理風に仕上げた。
審査したカルバヨグ市出身のレストラン経営者は、各参加チームの健闘を称え、「ティナパを使う時は、この食材の風味を引き立てたり、補ったりする野菜を見つけることが重要になる。またしっかりとした食感を引き出すために、試行錯誤が必要となる」と述べた。
同料理コンテストの優勝チームには賞金5千ペソが贈られた。(15日・ブレティン)