自由貿易を学ぶ講座 ラグナ州
[ 376字|2016.10.24|社会 (society)|LuzViMinda News ]
ルソン地方ラグナ州ロスバニョスにある東南アジア地域農業大学院・研究センター(SEARCA)は、地方の小規模農家を対象に東南アジア諸国
連合(ASEAN)内の自由貿易制度について知ってもらうための講座を設けている。
シンガポールやタイは、ASEAN域内の自由貿易を活用している。一方、フィリピンの零細農家は、関税がかからない自由貿易をいかに活用するか
学ぶことから始めなければならないという。
ASEAN貿易統計によると、今年7月現在、フィリピンのASEAN域内での輸出は約85億3600万ペソ、全体の14.6%を占めるにすぎない。しかし、輸入は170億ペソを超え、24.3%を占めており、輸入超過となっている。
ほかのASEAN諸国ではラオス、マレーシア、ミャンマー、シンガポール、タイは輸出超過となっている。(16日・スタンダード)