デング熱感染者が急増 セブ州
[ 398字|2016.10.17|社会 (society)|LuzViMinda News ]
セブ州保健事務所は、2016年第2四半期以降、ビサヤ地方セブ州でのデング熱感染数が急増しているとして、同州はデング熱の流行期に入ったとの見方を示した。地方疫学・監視部が発表したデータによれば、9月末までの同州の感染者数は前年同期比140%増の6808人で、デング熱による全国の死者125人中、半分以上を占める67人が同州での死者。
同事務所では、「デング熱感染者の急増には警戒が必要だが、当事務所はできる限り早く封じ込めるようと取り組んでいるので、必要以上に心配しないでほしい」と呼び掛けている。
ただ、同事務所は衛生検査官の派遣などの地方自治体からの支援を打ち切られており、有効な対策が打ちきれないでいるという現実もある。
デング熱はネッタイシマカを媒介にして感染するので、感染を予防するには蚊の発生を阻止し、寄せ付けないようにするなどの措置をとる必要がある。(7日・ブレティン)