クジラの死骸が漂着 ダバオ市
[ 298字|2016.10.10|社会 (society)|LuzViMinda News ]
2日、ミンダナオ地方ダバオ市トリル地区カダツビーチで、死んだクジラが打ち上げられているのが見つかった。
クジラは体長約3・9メートル、体重400キロを超えるコビレゴンドウで、専門家が解剖したところ、体内にはプラスチック製の組立玩具や金物などが消化されずに残っていたという。クジラはこれら漂流物を食べていたとみられている。
専門家が現場に着いたとき、尾ビレは切り取られ、数本の歯も抜き取られていた。何者かがみやげに持って行ったとみられるが、法律ではクジラを含むな保護動物の一部を持ち出すことは禁じられている。
クジラの骨はダバオ市の骨格標本博物館に展示される予定。(4日・ブレティン)