最年少のHIV感染者 ダバオ市
[ 322字|2016.10.10|社会 (society)|LuzViMinda News ]
13歳の少女がエイズウイルス(HIV)に感染していると、ミンダナオ地方ダバオ市の生殖保健医療センターが9月29日、発表した。同センターには1984年以来1661人の感染者の記録があるが、13歳は国内最年少という。
少女はルソン地方バギオ市出身で男性との性交によって感染したとみられ、 休暇でダバオ市に来た時に、叔母が彼女を病院に連れていった。その時にはすでに全身に発疹が出ていたという。
同センターは7月に38人の感染者を確認しており、そのうち34人は男性で女性は4人。最も多い感染経路は同性愛性交によるものだった。
ダバオ市では、性産業従事者に対して同センターが毎月2回以上HIV検査を実施している。(9月30日・スタンダード)