フィリピンからラナ監督作品
[ 354字|2016.10.4|社会 (society)|ASIA WATCH ]
第29回東京国際映画祭(10月25日〜11月3日)のコンペティション部門の審査委員長にフランスのジャンジャック・ベネックス監督が決まった。
ベネックス監督は1946年、パリ生まれ。「ベティ・ブルー 愛と激情の日々」「ディーバ」などの作品で知られる。
コンペ部門は98の国と地域から応募があった1502本の中から16本を選出。フィリピンからは死後も美しくありたいと願うトランスジェンダーの女性を取り上げた「ダイ・ビューティフル」(ジュン・ロブレス・ラナ監督)が出品された。
日本映画は、松居大悟監督の「アズミ・ハルコは行方不明」と杉野希妃監督・主演の「雪女」の2作品が選ばれている。ブラジルからは日常に潜む恐怖を描いた「空の沈黙」(マルコ・ドゥトラ監督)が出品され、多彩な作品がそろった。(共同)