ASIA WATCH
[ 295字|2016.10.1|社会 (society)|ASIA WATCH ]
大塚製薬がタイに新工場
大塚製薬はタイの首都バンコク郊外サムットサコーン県に、医療用の栄養食品などを生産する新工場を建設し、このほど開所式を行った。
約19億円を投資した新工場には最新設備を導入し、同じ敷地の旧工場と比べ約4倍の、年間3千トンの生産力がある。タイでは現在唯一の医療用栄養食品の生産施設だという。
現地法人、タイ大塚製薬の湯浅真祐社長は「タイは高齢化に伴い、疾病も多様化して医療用栄養食品の需要も高まる。さらにタイを東南アジア諸国への輸出基地としたい」と話した。
開所式に出席したタイのアチャカ工業相は「新工場は、高度技術への投資を促進するわが国の政策とも合致する」と歓迎した。(共同)