香港のブルース・リー会閉鎖
[ 282字|2016.9.29|社会 (society)|ASIA WATCH ]
カンフー映画「燃えよドラゴン」など多くのヒット作を残したブルース・リー(李小龍)のファンが交流する場だった香港のファンクラブ「李小龍会」の事務所がこのほど、家賃高騰を理由に15年の歴史に幕を閉じた。
武道家、俳優として米国や香港などで活躍したリーは1973年、32歳で早世。自らもリーのファンという会長の黄耀強さん(47)が会を設立。世界に65体しかないリーの陶製の像や写真などの所蔵品を一般公開し、記念グッズを販売してきた。
香港ではリーの記念館の計画が浮上しては頓挫してきた。黄さんは「香港政府が常設の記念館を設置してくれたら」と望んでいる。(共同)