ベトナムに「日越大」開校
[ 319字|2016.9.13|社会 (society)|ASIA WATCH ]
日本、ベトナム両政府が開設に向けて支援を進めてきた「日越大学」の開校式がこのほど、日越友好議員連盟の二階俊博会長(自民党幹事長)も出席して、ベトナムの首都ハノイで開かれた。日本とベトナムの関係強化にも寄与する、質の高い人材の育成を目指す。
日越大は、2009年にベトナム側から「質の高い大学をつくるのに協力してほしい」と日本側に要請があり、設立準備が進められてきた。
ハノイにキャンパスを置き、当面は公共政策、地域研究、企業管理など六つの修士課程のみを先行して発足させる。学長には古田元夫東大名誉教授(ベトナム近現代史)が就任。学部開設の時期は決まっていないが、古田学長は「20年には一部の学部を開設したい」としている。(共同)