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　バタアン州のバタアン総合病院がこのほど、ヒト免疫不全ウィルス（HIV）感染者やその後に発症するAIDSの患者に対処するため、「HIV療養所」を設立した。

　リア・バルタサール所長によれば、この療養所は同州市長連盟の会議で公表されたHIV・AIDSとの取り組みの一環として設立。現時点では感染者８人が入所し、カウンセリングや検査、治癒に向けてのサービスを受けているほか、月曜から金曜日の午前８時〜午後５時までセミナーに出席しているという。

　また非政府組織（NGO）「ペダル・フォーHIV」は10月９日、地方政府機関やNGOと協力して同州内でHIVやAIDSに対する認識や理解を深め、感染者を少なくしていくためのファン・ラン（マラソン）を実施する。同ランには３キロ、５キロ、10キロの三つのカテゴリーがあり、参加費はそれぞれ５５０ペソ、６５０ペソ、７５０ペソ。（５日・ブレティン）