九州の企業、台湾で商談会
[ 264字|2016.9.10|社会 (society)|ASIA WATCH ]
半導体関連産業の集積地となっている熊本、大分、長崎3県の中小企業が8日、台北市内で台湾の関連企業と商談会を開催した。熊本地震からの復興状況を紹介するとともに、日台企業間の技術協力などを促進する狙い。
商談会には九州から25社、台湾から32社が参加。九州の企業は高性能な半導体部品の製造技術に強みを持ち、技術協力のほか、台湾への輸出拡大などが期待されている。
商談会に訪れていた台湾の貿易企業の担当者は「九州の製品は台湾だけでなくインドネシアなど東南アジアへの輸出にもビジネスチャンスがありそうだ」と話していた。(共同)